Diary in Australia

よしなしごと

Work Readyプログラムに参加して

先日の記事でも触れましたが、AMEP(Adult Migrant English Program)の中にはWork Readyという就業支援を目的としたクラスがあります。

1人あたりの単価が高いクラスらしく受講は1人1回まで。

内容は以下の通りかなり盛りだくさん。

・オーストラリアの就業システムとビジネスカルチャー理解

・自己理解と自身のキャリア構想

・レジュメ、CV作成

・資料作成とプレゼンテーション

・インタビュートレーニン

・ワークエクスペリエンス(企業で40時間のインターン

・ホスピタリティの基礎理解と実践(バリスタコース)

 

期間は通常のAMEPと同じく10週間(1ターム)です。ちなみに週4日間通学必須。

私の参加したクラスでは期間中に1回のExcursionと3回のレクチャーが企画されていました。

このへんは先生のオーガナイズスキルにもよってくる感じなのかな。

人によっては忙しくてちょいしんどいという感想もあるようですが、まあ毎回ちゃんと出席してあとPCスキルに問題なければ個人的にはそこまで大変ってほどでもないかなと感じました。

 

あとはぶっちゃけ、このプログラムは先生とクラスメイトによってクオリティがかなり左右されることは間違いない。

まあ通常クラスでもそうなんだけど、やっぱり英語力の向上かつ就労という同じ目的に向かって刺激し合う仲間ができるし、授業の内外でコミュニケーション機会があるからより関係性は深くなるわけで。

私のクラスは先生が初めてWork Readyを担当したこともあってものすごく張り切って運営きてくれたのと、クラスメイトがそれぞれ個性豊かでモチベーションも高く、かつその道のプロフェッショナルも揃っていたので刺激し合えて、本当に人の縁に恵まれた有り難いクラスでした。(コーディネーターからも過去に見てきたクラスでBest1だって言われたw)

 

最後の卒業セレモニーでは涙、涙でしたわ。

それぞれ移民ならではの苦労も垣間見え、新しいキャリアを掴み取ってるクラスメイトもいたし、これまでのキャリアをなんとか活かそうとしてるクラスメイトもいて、ほんとそれぞれの姿が尊かった。

ちなみに18人のクラスでWork Experienceから仕事を得たのは6人。ボランティア職を得たのは2人。

あとは自分で申し込んで仕事を得たのは5人。

18人中13人がなんらかの仕事をゲットできたってけっこうな成果かな、と。

 

とはいえ、別のタームのクラスでは12人中1人だったとも聞いたので、まあもちろんクラスメイトのやる気とスキルにもよるし、労働市場のタイミングにもよる、という感じです。

ちなみにWork Readyに興味はあるけど小さい子供がいて週4出席は難しい、という人をちょこちょこ見かけるから、バリスタコースは切り離してもいいんちゃう?と思ったりもするけど、うちのキャンパスではそれは不可でしたわ。

 

まあともあれ、もしAMEPに参加してて仕事探したいなって思ってたら、Work Readyはものすごくオススメです。